【体験談】生理痛&PMSに悩むアラサー女子が、CBDオイルを使ってみた
生理前に腹痛やイライラ感などの不快な症状がある女性は、全体の約70%。
さらに、女性の5.4%が生活に困難を感じるほどのPMSに悩まされているそうです。
私自身、10代の頃から生理痛&PMSの症状に、ずっと悩み続けてきました。
病院でピルや色々な薬も試してみましたが、10年以上PMSと付き合ってきた私がようやく見つけた救世主が、天然由来の「CBD」です。
ホルモンバランスが不安定な女性にこそ、ぜひおすすめしたい、CBDのを使ってみて感じた効果や、使ってみた口コミをレビューしたいと思います。
PMS
「PMS(月経前症候群)」とは
「PMS」とは、生理前に3~10日間続く、メンタルあるいは身体的な症状のこと。
「腹痛」「微熱」「吐き気」「情緒不安定」「イライラ」など、症状は人によってさまざまですが、生理が始まると具合がよくなっていきます。
原因はまだはっきりとはわかっていないようですが、女性ホルモンの変動によるものだと考えられています。
私が体験した、PMSの症状&治療
私の場合、10代の頃に鬱状態になり、メンタルクリニックを受診。
しばらくは「鬱」と診断されていたのですが、薬&カウンセリングでもなかなか改善せず、最初の通院から何年か経って、ようやく「PMSかもしれない」と診断されました。
(※当時は、「PMS」が今よりも全然知られていませんでした)
おなかが痛くなったり、体がダルくなったりと、身体症状も大きいんですけど、一番困っていたのが「気分の浮き沈み」。
イライラや不安感、焦燥感が強く、本当に鬱と見分けがつかないレベルです(苦笑)。
しかも、生理前だけでなく、排卵期にも鬱っぽくなる症状が出てしまいます。
なので、
-
生理中(5日)
- 生理前(5〜10日)
- 排卵期(3〜4日)
と、月の大半はホルモンバランスにメンタルが支配されて体調不良という、ひどい状態…。
なので、病院で漢方や低用量ピルなどを処方してもらっていました。
市販のサプリや医薬品も色々試しましたが、私にはピルが一番合っていたように思います。
PMSの私が、CBDオイルを始めた理由
しかし、アラサーになって妊活することになり、長年愛用していたピルの使用を中断することに…。
ピルをやめて1か月目、恐れていたひどいPMSの症状に、再び襲われることになりました。
これを毎月経験するなんて地獄すぎる!
無理むり!
まじ無理!
そう思って、妊活中でも服用できる、ピルに変わるサプリや薬を探していたところ、「CBD」にたどり着いたのです。
CBDオイルとは?
「CBD」とは「カンナビオジール」の略で、麻などの植物から抽出される天然の成分。
自律神経や女性ホルモンを整える効果があるといわれてます。
CBDの原料はマリファナと同じ「麻」のため、「CBDって大麻でしょ?違法なんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、CBDは合法で、依存性もありません。
WHOでもCBDの安全性は認められていて、世界的にもCBDは安全だとされています。
CBDは合法で安全! マリファナとの違いとは?
大麻や産業用ヘンプなどには、「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という成分が含まれています。
この「THC」が、マリファナを吸った時に気分がよくなったり、いわゆる「ハイ」の状態を引き起こす成分です。
「THC」が含まれる製品は、日本では販売が規制されています。
しかし、「CBD」と「THC」は、別の成分。
「CBD」を使っても、気分が高揚してハイになることはありません。
多くのCBD製品には「THC」が含まれていないため、THCフリーの製品であれば、日本国内での使用も一切問題がありません。
結論:色々と専門用語が多くてわかりにくいかもしれませんが、一言で言うと、CBDは合法で安全だよ!ということです。
CBDオイルを実際に使ってみた!効果をレビュー
CBD製品には、「オイル」「グミ」「電子タバコ用のリキッド」など、色々なタイプがあります。
「オイル」と「グミ」で迷ったのですが、より効果が早く出そうな「オイルタイプ」を買ってみました。
私が初めて買ってみた商品は、こちら!
3種類あるフレーバーの中で、一番甘い味をチョイスしてみました。
コーヒーに混ぜて飲んだり、直接舌の裏にオイルを垂らしたりと、使い方も色々あるようですが、一番効果が早く出る舌裏に使ってみることに。
オイルを垂らしてから10分くらいかな?
結構早い段階で、体から力が抜けたようなリラックスした状態になって、「あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ」という焦燥感が頭から消え去った感じ。
昔、PMS治療で抗うつ剤(パキシル)を飲んでいた時期があったんですけど、薬を飲んで頭がフワフワ〜っとしてる時の感じにも少し似ています(※ちなみにパキシルは副作用が強すぎてしんどかったのでやめました)。
PMSの時には、頭の中が雑音でいっぱいになってしまうので、それが消え去るのはかなりありがたいなと思いました。
寝る前に使ってみたところ、途中一度も起きることなく、朝までぐっすり眠れました!
PMSにおけるCBDのメリット・デメリット
私はPMS治療で色々な薬を試してきたので、それらと比較した時の、CBDのメリットデメリットについて紹介したいと思います。
PMS治療で思いつくものといえば、ざっくり、
- 低用量ピル
- 漢方
- 精神薬
の3つ。
1:低用量ピル
- 値段:1シート2500〜3000円(1日当たり:約100円〜)
- メリット:副作用が比較的小さい(個人差あり)
- デメリット:保険が使えない、妊活中は使えない
- ※アルコールと同時服用OK
処方箋ではなく、個人輸入した場合は1シート1000円程度(1日当たり・約30円)で安く買うこともできます。
私は、オオサカ堂というサイトでマーベロンを購入していました。
2:漢方
- 値段:個人差あり(安いものだと1日当たり:数十円〜)
- メリット:保険適用で安い、副作用が小さい(個人差あり)
- デメリット:効果が出るまでに時間がかかる、効果が感じにくかった(私の場合)
- ※アルコールと同時服用NG
漢方は精神薬などと比べると副作用も小さく、体に優しいイメージがありますが、個人的には効果もマイルドすぎました。
病院では、「効果が出るまでに数ヶ月かかる」と言われた上に、時間が経ってもイマイチ効いてるのかわからなくて、結局やめてしまいました。
とはいえ、個人差があると思うので、向いてる人には向いてると思います。
3:向精神薬
- 値段:個人差あり(安いものだと1日当たり:数十円〜)
- メリット:保険適用で安い、効果絶大
- デメリット:断薬に時間がかかる、副作用キツい!
- ※アルコールと同時服用NG
コスパの面では向精神薬が一番いいっていうのは百も承知なんですけど、とにかく副作用がキツかった…。
あと、向精神薬飲んでる時が一番「自分はメンヘラなんだ…」って思っちゃって、結構メンタルにきましたね…。
漢方とかピルとかだとそういうのなかったんですけどね…。
メリットとデメリットが隣り合わせの向精神薬は、完全に諸刃の刃なので、よっぽど症状が重い人以外は手を出さない方がいいと思います…。
4:CBDオイル
- 値段:1瓶4000〜1万円(1日当たり:約100円〜)
- メリット:ネットで買える(通院の手間がない)、副作用なし、妊活中も使える
- デメリット:初期費用が高い
- ※アルコールと同時服用OK
CBDオイルを買おうか迷ってる人って、
- マリファナ的な感じ…?違法っぽくてなんか怖い
-
値段が高い
このふたつの理由が圧倒的に多いと思うんですよ(私もそうでした)。
でも、
- 違法っぽくてなんか怖い→違法じゃない!
-
値段が高い→1回買えば長く使えるから、1日当たりだとピルと同じくらい(約100円〜)
それでいて、
- 副作用なし
- アルコールと同時服用OK
- 妊活中も使える
これ、めちゃくちゃすごくないですか!?
妊活したい人だけでなく、ピルで副作用が出てしまう人にもいいんじゃないかなと思います。
※妊娠&授乳中のCBD使用の可否については、残念ながらまだ研究が追いついていないようです。妊娠可能性がある排卵期以降〜生理開始までの間は、CBD使用を控えた方がいいかもしれません。
結論:PMS治療にCBDが向いてる人
- 妊娠を希望する人
- ピルで副作用が出てしまう人
- お酒好き
こんな人には、全力でCBDをおすすめします!
参考文献一覧
■WHO/ECDDによるカンナビジオール(CBD)事前審査報告書
■日本臨床カンビノイド学会
■日本産科婦人科学会
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